バクガの駆除と予防対策
バクガの対策
バクガは麦・玄米に発生します。虫がついてしまったものは使いものにならないのですぐ捨てる。食品を取り除いたらバルサンで消毒。食品は長期間(1年以上)保存することのないよう、短い期間で食べきってしまうようにします。
バクガの駆除と発生予防対策
- 代表種:バクガ
- 学名:Sitoroga cerearella OLIVER
- 分類:節足動物門 昆虫網 チョウ目 キバガ科
- 発生時期:春~秋
バクガは主に麦、玄米を食害します。加工されたオートミールや精米にはつきません。
成虫は、ほぼ淡褐色で、翅を広げた状態で13~14mm、体長は4mm。幼虫は黄褐色で7.5~8mm程度。関東地方では年4回、北海道では年2回発生し、幼虫は麦の粒の中に1粒に1匹ずつ潜り込んで越冬します。
バクガの駆除と予防
食品を取り除いた棚や収納庫に、くん煙剤(バルサンなど)を撒く。
加害された穀粒をまずは除去しなければいけません。そのうえで、発生した収納庫や棚に落ちている穀物のクズを清掃して殺虫剤を撒いておく。殺虫剤はバルサン(くん煙剤)が効果的。
家庭では、麦や玄米を長期間に渡って置いておくことのないようにします(1年以上)。適量を短期間で処理するようにしましょう。
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