洗剤でゴキブリ駆除
そうじ用の洗剤はゴキブリ対策に効果あり
殺虫剤が手元になくても、洗剤があればゴキブリを退治出来ます。食器用の中性洗剤でも良いですし、油汚れに強いアルカリ性のマジックリン、お風呂の洗剤でも大丈夫。
殺虫剤は、成分が虫の体内に侵入して神経障害を起こさせる仕組み。対して洗剤は、虫の気門を塞いで窒息死させるというもの。成分云々よりも液体の粘りの方が重要だったりします。
実は速効性という意味では洗剤もなかなか優秀です。半端な殺虫剤を買うくらいなら家にある洗剤を使うほうが経済的ですし、後処理も楽で、人体の影響を心配せずに済みます。
このページでおすすめの洗剤と確実に仕留めるための狙い方のコツを紹介しているので活用して下さい。
洗剤はマジックリン(緑)がおすすめ
ゴキブリ退治に使う洗剤はなんでもいいっちゃなんでもいいのですが、マジックリンは効果も強力な上、スプレータイプなので使い勝手がよくおすすめです。
スプレータイプは狙いやすい
離れたところから攻撃するという意味で、スプレータイプであることのメリットは大きいです。
普通のボトルタイプでは思い通りに命中するのは難しいでしょう。
泡が凄い
細かい泡を噴射できるのも強力なストロングポイントです。
ゴキブリの動きを封じ込め、液体で溺れさせて窒息死を狙うので泡はきめ細かいほど有利。
拡散タイプだと、ゴキブリの身体を満遍なく覆い尽くすことが出来ないので白いキャップを下げて使って下さい。
アルカリ性は油を奪う
アルカリ性で油を中和する作用があるので効果てきめん。マジックリンはマジックリンでもバスマジックリンではなく、緑色のマジックリンの方が断然効果は強力です。
中性洗剤でも窒息死させることは出来ますが、マジックリンのアルカリパワーは半端じゃありません。ゴキブリの体表面にある油を奪うので動きを止める効果が出るのも早いです。
洗剤でゴキブリを狙うときのコツと注意点
洗剤でゴキブリを狙うには、命中させやすい場所へ追い込むこと、躊躇せず噴射しまくることです。
部屋の端、すき間に追い込む
ゴキブリはとにかく素早くて、すぐに物の陰に隠れてしまいます。その習性を活かしましょう。
無理に広い場所で戦うのではなく、物陰やすき間へあえて追い込んで、抜け出せないようにしてしまえば良いのです。
冷蔵庫やタンス、時計の裏などは逃げ込みやすいポイント。姿が見えないと焦るかもしれませんが、逆に滅多なことでは出てこないので周囲を固めてしまえばこっちのものです。
2人以上いれば、挟み撃ちをしたり、1人が監視役、もう1人が攻撃役となることも出来ます。
躊躇せず噴射しまくる
あとは、躊躇せず噴射しまくりましょう。
使っているのは洗剤ですから、ためらうことは何もありません。掃除していると思えばいいのです。
ただ、上に向けて撃つと目に入ったりして危ないので下に向けて下さい。
洗剤を使ったゴキブリ退治の注意点
マジックリンのようなアルカリ性の洗剤を使う場合、手が荒れるのでゴム手袋をして使用しましょう。
思っている以上に液垂れを起こすので、夢中になっていると手の皮がベロベロになります。
家具や壁などに洗剤が付着したまま長い時間放置すると、変色したり、素材を痛める恐れもあるので、闘いが終わったらすぐに水で濡らした雑巾で拭いておきましょう。