ハーブでゴキブリ対策
ハーブを使ってゴキブリ対策
ハーブの香りにはゴキブリをはじめ虫全般を遠ざける効果があり、大昔から害虫対策用に使われてきました。
ハーブだけでゴキブリを撃退出来るわけではありませんが、他の駆除方法と組み合わせることで相乗効果が期待できます。
赤ちゃんやペットがいる家庭など殺虫剤の薬剤による影響が心配という方におすすめの方法です。
このページでは、ゴキブリ対策に有効なハーブの種類や使い方、設置場所の解説の他、ゴキブリを引き寄せてしまう「使ってはいけないハーブ」も紹介しています。
ゴキブリが嫌う香りを持つセリ科、シソ科のハーブ
ゴキブリが嫌いな香りを持つハーブは、セリ科のセロリ、キャラウェイ、クミンや、シソ科のハッカ、ペパーミントがゴキブリに効果が高いものとして知られています。
どれを使えば良いかわからないという方は、まずはこの5つから選んで始めてみるのがおすすめです。
柑橘系が持つd-リモネン
ミント系以外だと、ゴキブリは柑橘系の香りを苦手としており、レモングラスなども効果的。
柑橘系植物の皮に含まれる天然精油d-リモネンは油を溶かす効果があり、レモン汁をゴキブリにかけるだけで退治することも可能です。
台所用洗剤を柑橘系の香りがするものに変えたり、乾燥したレモンやみかんの皮をキッチンペーパーに包んで置いておくことでもゴキブリを遠ざける効果が期待できます。
はじめに試したいハーブ一覧
- ハッカ
- セロリ
- キャラウェイ
- クミン
- メイス
- ナツメグ
- レモングラス
他にも効果が期待出来るハーブはありますが、まずは代表的な品種から始めてみて下さい。
ゴキブリ対策用・ハーブの入手場所、使い方と設置場所
ハーブが売っている場所はスパイス売り場
乾燥させたハーブは大型スーパーのスパイス売り場にあり、瓶詰めや袋詰の状態で買うことが出来ます。
あまり小さなところでは売っていない場合が多いのが難点。近くに大型のスーパーがない方は、インターネット通販を使えば種類も豊富にありますし配達も早くて便利です。
ハーブの使い方は簡単。ティッシュに包むだけ
乾燥させたハーブ(ポプリといいます)を布やキッチンペーパー、ティッシュに包んでゴキブリが近寄りやすい場所に置いておきます。たったこれだけ。簡単ですね。
環境にもよりますが、これを置いておくだけで今まで出ていたゴキブリに全く会わなくなったという人も多いです。
※まずは部屋を清潔にして、侵入経路となるすき間を塞ぐことが大切です。
ハーブの設置場所は出入り口や隅
ハーブを設置する場所は、キッチン、玄関、ベランダといった人間の出入り口となる場所や、部屋の隅、家具・家電の裏です。
- 流し台の下
- 台所の隅
- キッチンの引き出し・戸棚
- 冷蔵庫の裏
- 電子レンジの裏
- 玄関の隅
- テレビの裏
- ベランダ排水口の周辺
塩とセットで使う
ゴキブリは様々な調味料を好んでエサにしますが、塩だけは苦手。
盛り塩などしてハーブとセットで設置すると効果倍増です。
注意!ゴキブリを引き寄せてしまう匂い
ゴキブリは甘い匂いが好きです。キッチンにその類のハーブや調味料があると引きつけてしまいます。
バニラビーンズ、ユーカリ、アニスなどがキッチンにある場合は注意が必要です。他にはタマネギやニンニクも要注意。
こうした調味料が豊富にある場合は容器のフタをしっかり閉じて保管しましょう。
ハーブによるゴキブリ対策のまとめ
ハーブはうまく使えばゴキブリを遠ざけることが出来ますが、自然のものなので育成状態によって香りの出方、効果の大小も変わります。
同じ種類のハーブを使っていても、環境によっては全く効かないこともあります。まずは自分の家で試してみることが大切です。
化学薬品を使った殺虫剤などに比べると効果は弱めですが、殺虫剤は人体への害が心配だという人は、積極的にハーブを活用していきましょう。
ゴキブリ対策に効くハーブ
- ハッカ
- セロリ
- キャラウェイ
- クミン
- メイス
- ナツメグ
- レモングラス